馴染みが好きだという話
今日は約1ヶ月ぶりに髪を切りに行った。
ありがたいことにもともと人よりも毛量が多いらしく、加えて伸びるスピードも早いほうだということでここ1年は意識的に早め早めにカットしに行くようにした。以前は1ヶ月半〜2ヶ月半くらいに1回程度だったものを、大体1ヶ月に1回程度になるように調整した。
メリットとして、髪が乾きにくいと感じる前に量が減るのでストレスがなくなった、というものがある。
反面、カットのために予定を空けておく必要があり、それが若干ストレスになっているのを感じる。
もう少し頻度を空けてもいいような気がするので、その辺はいい感じに調整していきたい。
今行っている美容院は鳥栖にあるのだが、なぜ鳥栖まで毎月通っているかと言うと、中学生の頃から通っていた美容室の担当の方(以降、Kさんと呼ぶことにする)が異動になったためだ。
13歳以降、僕の髪は(一時期県外にいたこともありずっと、というわけではないが)18年間Kさんにカットしてもらっている。
人生の半分以上をKさんに切ってもらっていると考えるとなんとも面映ゆいようなこそばゆいような妙な感覚になるのだが、不思議と悪いものではない。
と同時に、ずっと担当してもらうことのメリットというものがあるように思う。
例えば以前県外にいたときに予約が取れずやむなく現地の美容師に切ってもらったことがあったのだが、事前に切らないでくださいと伝えていた部分を切ったり、切ってほしいところを切ってくれなかったりというやり取りの結果、自分史上最悪の散々な出来栄えになってしまったことがある。
(ちなみにこの次の回でKさんにカットしてもらったのだが、僕の髪を見て苦笑していた)
Kさんならこちらから要望を言わずともよしなにやってくれるし、こちらのやってほしいこと・やってほしくないことが事前に共有できているのでコミュニケーションロスも少なく非常にストレスがない。
18年もやり取りを続けていればお互いにライフステージの変化などもあるわけで、そういった話を気軽にできるのも心地よいと思う。
これは賛否両論分かれる意見だとは思うが、僕は「馴染み」が好きで何度でも同じお店に通いたがる傾向があるように思う。
しかもどちらかと言うと「お店」などの物的なものではなく「人」に惹かれる習性があるようだ。
頑張っている人、魅力的な人、かっこいい人、面白い人…惹かれる要素は色々あるが、これからも馴染みの方とのつながりを大事にしていきたいと思うし、自分自身も人から関心を持ってもらえるような人間になりたいとも思う。